夜逃げの後始末②
目を疑う状況
2021年4月
何があったのか…
病んでいます。
勝手に体が動き出す
2人で大きなため息を吐くも、こうした状況を目の前にすると、体がムズムズ動き出してしまう私たち。
片っ端から仕分けしてゴミ袋に入れていきます。所々天井も剥がれ、窓ガラスも割れ、何が出てくるか分からない。
無言。ひたすら手を動かす。
どんな暮らしをしていたのだろう?
持ち物や散らかり方を見てそう思わずにいられません。お子さんが最低でも2人いたはず、床にタバコの吸い殻や、釘、コード類がゴロゴロ…。
お金に関して苦労している人はたくさんいます。でも、その全ての人がこのような暮らしぶりになる訳ではない。
どじょう発見!
釣りが趣味だったようで釣具がたくさん残置されていました。水槽の中を掃除しようとすると、ウニョ…ウニョ…ギャッ‼️何かいるよ。2人で恐る恐る下に残った水を掻き回すと、なんとどじょうが2匹生存してました。凄い生命力。近くに川も池もないのでせっかく生きながらえたのにさよならしました💦
このお宅でリサイクルや換金できるものはなく、全て処分となったため運搬費処分がかさみ、家の広さはほぼ同じ手前のお宅の倍の費用がかかってしまいました。
追加費用がかかるもの
主人が清掃の仕事をしていたそうで、プロ仕様の清掃道具や薬剤、コーキング剤が建て増しした物置に相当量残置されていました。
一般廃棄では処分できないものもあり、こうしたものは追加料金がかかってしまいます。
3日間の作業でここまで綺麗にしました。
チームKの2人とお世話になっている業者さんの男手を借りての作業。
ゴミ屋敷の片付け依頼が益々増えているとのこと。住んでいる人の心身の健康状態も気になります。
散らかっていると見えなくなるものが増えて新たに買ってしまう。日頃の我慢をくだらない品物を買うことで解消する。
悪循環が蠢く物件でした。
施主様のホッとしたお顔が忘れられません。
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